鬱な詩を書き綴る
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分裂
救いの手を拒んだ、震える声で
子宮に残る感覚、崩れた幸せは
ムカデが這う様な廊下に沈む雨
タイルに散らばる血液と鬱の後
凍る体に別の誰かを求める明日は
違う自分と分身を望む頭と唇
泣き止まない、もう一人を、どうか
忘れて、忘れて、繰り返す、漆黒に
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