鬱な詩を書き綴る
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導入剤
ここから先の未来が消えたなら
少しは楽になれるでしょうか?
詭弁に隠したのは嫉妬と痛み
頼りない日々から愛情も無くした
冷たい心と錯乱する頭で眠れない
埃が舞う心象風景に一錠を溶かしたら
荒野では慰めのサーカスが始まった
僕と妄想が笑っていられる劇場で
静かに沈むまで繰り返す、喜劇
忘れられるまで、ずっと、ずっと
この想いさえ置き去りにして
終わりが只、優しいように涙と笑みを
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