鬱な詩を書き綴る
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春
暗く見える日差し 靄がかかる日常
憂鬱と不安が混じる空気 呼吸ができず
穏やかで綺麗な景色も 涙で見えなくなる
夜の雨音、散る桜、嘘の希望は事実
痛む心臓と夢は鼓動を弱く刻む
未来と過去に追われて潰れそうな現在
最期を誘う優しい季節 全て忘れて
クスリを飲み込んで 飛び降りる朝に
惨めな僕を憐れむ様に 春風は流れていく
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