鬱な詩を書き綴る
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非日常
目を閉じて、離れていく理想を隠した
これで何度目か、押し付けられる世界
絡まって、まるで為す術もない今日は
只ずっと、眠り続けるように薬を飲んで
何処まで、手を伸ばしても届かないのは
きっと一人、無知な僕が歪んでいるからで
目覚めた明日に、立ち尽くす最上階から
空へ落ちる視界、かすかな非日常に触れる
さようなら、どうかこの存在と悲喜劇と
潰された絶望さえ、灰になって忘れてしまえ
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