鬱な詩を書き綴る
鬱詩.net
糸
微熱、沈まない水面の意識
黒く塗った道に散らかった灰
まばらに思い出される過去に似た
極彩の蜘蛛は糸を紡いだ
事実、存在する悪夢の様な現実
正当化される正義も所詮は主観
終わり無く繰り返される御伽には救いが無い
顔を歪めて蜘蛛が笑った
その糸は途切れることも無く
吊るされた弱者は涙も奪われて死んだ
Copyright(C)鼠