鬱な詩を書き綴る鬱詩.net

鬱な日常を詩で綴る鬱詩.net


沈んだ感情と浅い夢で起床

曇天の火曜日を窓から覗いた

冷たい風で揺れる木が音を立てて

掻き鳴らすのは不安な景色

孤独と恐怖の協奏曲

怖くなって心と一緒に閉じた

ガラスの向こうで誰かが笑ってる

それさえも聴きたくなくて

耳を塞いで毛布に隠れた

震えて動かない体と思考

風が止んだら次は

高いあの窓から飛び降りよう

そう思ったある日の朝でした

Copyright(C)鼠