鬱な詩を書き綴る
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窓
沈んだ感情と浅い夢で起床
曇天の火曜日を窓から覗いた
冷たい風で揺れる木が音を立てて
掻き鳴らすのは不安な景色
孤独と恐怖の協奏曲
怖くなって心と一緒に閉じた
ガラスの向こうで誰かが笑ってる
それさえも聴きたくなくて
耳を塞いで毛布に隠れた
震えて動かない体と思考
風が止んだら次は
高いあの窓から飛び降りよう
そう思ったある日の朝でした
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