鬱な詩を書き綴る
鬱詩.net
泣き声
明日は雨だって聞いた
肌寒い朝は苦手だから
少し暖かい夢が見たいな
今日もまた傷付いた
弱い自分のせいとは分かっても
癒える間もなく流れる血は
体温と感情を奪っていくから
もう自分を救えそうにない
暗闇で泣き声が聞こえた
温度のない部屋で雨音の様に
子供みたいな泣き声が聞こえた
感覚のない部屋で
ただ僕の泣き声が
Copyright(C)鼠