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理想郷


誰も悲しくない世界があって

七色の花は陽光に踊る

綺麗な音は空を包んで

続く痛みも癒えない傷も忘れられた

そこは繰り返す日常と絶望の果て

終わりに見えた楽園

涙と一緒に笑った

優しい眠りが絶えないように

最後の日、この現実の目を閉じて祈りを

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